「DESIGNEAST 04 - Topophilia 場への愛 - 」

Creative Center Osaka(名村造船所跡)

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このイベントは終了しました。

かつて大阪は、世界でも類を見ない、創造的な都市でした。
堂島で生み出された米取引の先物市場システム、文楽などの上方文化、商人が中心となって川にかけた独特の橋の文化など、活力に溢れたまちがそこにはありました。しかし、戦後の大量生産・大量消費経済は、そういった大阪の創造性を風化させていき、現在の大阪から発信されるものは「粉もん」と「お笑い」という紋切り型の「大阪」が主流です。その結果、"場(ハード)"を生み出すというよりも"コンテンツ(ソフト)"の開発を続けているという状況です。
一方、世界を見据えながら大阪を拠点に活動しているデザイナーにとって、自分が活動しているまちであるにも関わらず、大阪でデザインを発表する意義が少ないという現状があります。なぜなら今の大阪には、ミラノやストックホルム、東京のようにデザイナーが世界水準で勝負できる舞台がなく、世界を視野に見据えて活動を続けるデザイナーたちは、そういった状況がすでにできているところへ出ていくしかないという状況が続いているからです。
大阪に、国際水準のデザインが生まれる状況をデザインする—。DESIGNEASTは、世界を見つめながら大阪を拠点に活動する若手デザイナーが発起人となって生まれたプロジェクトです。個(デザイナー)が中心となり、自分たちが活動するまちに、デザインする状況をデザインすることで、そこから世界を視野に入れた新たなマーケット/文化の創出ができると信じ、そのために出来事の創出と受け手の創造からスタートしようという想いから誕生しました。世界水準のアウトプットをするためには、まずは、世界を知ることが重要—その受け皿としての場をデザインします。
本年は9月14(土)、15(日)、16日(月・祝)の3日間、“場への愛”をテーマに、場所も例年と同じく名村造船所跡地にて、開催いたします。

※多数イベントが予定されております。詳細は公式ホームページにてご確認ください。

[参加者一覧]
Anne Mieke Eggenkamp、Kirstie van Noort、Itay Ohaly(C-Fabriek)、Thomas Vailly(C-Fabriek)、Kunlé Adeyemi (NLÉ)、南後由和、藤村龍至、大西麻貴、飯田将平、黒島慶子、蘆田裕史、齋藤歩、水野大二郎、永井幸輔(「ファッションは更新できるのか?会議」実行委員)+蘆田裕史+筒井直子、前田茂樹、森田一弥、浅子佳英+安藤僚子(TOKYOインテリアツアー)、大原大次郎、イルリメ、DJみそしるとMCごはん、徳利、蓮沼執太、岡田栄造、中山英之、MOM、柳々堂、吉行良平と仕事、Oy、Arnout Visser、beyer、PYJAMAMMAL、shigeki fujishiro design、studio note、yas lab、上出長右衛門窯、AOM、NEVE、UI、ヌケメ、清水久和、FANTASTIC MARKET、森林食堂、後藤しおり

メディア

スケジュール

2013年09月14日 11:00 ~ 2013年09月16日 22:00
11:00 - 22:00、会期中無休

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