「フィオナ・タン まなざしの詩学」

国立国際美術館

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フィオナ・タン「インヴェントリー」(2012) 作家蔵 HD・ヴィデオインスタレーション Courtesy of the artist and Frith Street Gallery, London; Wako Works of Art, Tokyo

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フィオナ・タンは、しばしば古い記録フィルムや写真を素材とし、ときにドキュメンタリーとフィクションとの間を往還しながら、集団や個人における文化的差異がいかに記録され、また人々の記憶に留められてきたかを繊細に問いかける作品で国際的な評価を得てきました。静止写真、フィルム、ヴィデオ、ディジタルヴィデオといった異なるメディアを用いながら、常にその作品に通底しているのは、見るもの・見られるものが交錯する視線のポリティクス(政治性)や、表象することの不可能性を前にしたもどかしさ、そして、その不可能性を引き受けつつ、それでも映像だからこそ伝え得ることへの希求です。本展は、大きな注目を集めた2009年ヴェネチア・ビエンナーレ オランダ館出品作や、その後の作家の新たな展開を含めた新旧の代表作を通じて、写真と映像の本質に迫る問いを詩的かつ批評的に投げかけるフィオナ・タンの世界を紹介する展示です。

[関連イベント]
フィオナ・タン アーティストトーク
日時: 12月21日(日)14:00-
会場: 国立国際美術館 地下1F講堂
出演者: フィオナ・タン(逐次通訳付)
定員: 130名
参加費: 無料

学芸員によるギャラリー・トーク
日時: 2015年1月17日(土)、2月7日(土)、3月7日(土)14:00-
会場: 国立国際美術館 地下3F展示室
定員: 90名
参加費: 無料(要観覧券)

※詳細は公式ホームページをご確認下さい。

メディア

スケジュール

2014年12月20日 10:00 ~ 2015年03月22日 17:00
金曜日は19:00 まで開館

アーティスト

フィオナ・タン

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フィオナ・タン「まなざしの詩学」

まなざしの交錯と視差の増幅の中で、積極的に「方角を失う」こと

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