小出麻代 「空のうえ 水のした 七色のはじまり」
the three konohana
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このたびthe three konohanaでは、小出 麻代(KOIDE Mayo, b.1983)の個展を、Konohana’s Eyeシリーズの通算第4弾として開催いたします。大学で版画を専攻していた小出は、当初は版画の技法とさまざまな日常品を取り入れた平面や立体の作品を制作していました。とりわけ日常にありふれた既製品への関心が強く、「もの」の固定概念に新たなエッセンスを加味するために、版画の技法を中心に手仕事の要素を既製品に織り込むことを意識した作品が多数見られました。日常のささやかな改変を、個々の完結した作品内で提示するスタイルが、彼女の作家活動の始点にありました。
当展は、ここ数年の小出の表現テーマである、美術表現と日常の行為との関係性をさらに深化させ、弊廊のホワイトキューブと和室の2つの空間の特性を限りなく駆使したインスタレーションにて展開いたします。私たちの日常と世界観を大きく左右するかもしれない何気ないものが何気ないところに存在している、そのような発見を小出がフラットに手を加えた空間から見つけ出していただければと思います。
[画像: 《THE FEATURES OF THIS LAND》、ミクストメディア(インスタレーション)、Artfunkl (マンチェスター・イギリス)、2013年]
メディア
スケジュール
2014年06月06日 12:00 ~ 2014年07月20日 19:00
オープニングパーティー 2014年06月06日18:00 から 21:00 まで
アーティスト
Reviews
ホワイトキューブと和室、対照的な双方の展示室を使ってもらうことを展示の前提にしています
―大阪市此花区「the three konohana」