「喫煙具 - 煙管(キセル)と筒と煙草入 - 」展
清水三年坂美術館
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喫煙の習慣は16世紀後半以降に南蛮人(ポルトガル人)達により日本に伝えられたと言われている。初期の頃の煙管は大作りであったが、やがて携帯出来るように小型化し、煙管を収めるための煙管筒や刻み煙草を入れる袋と取り合わせて着物の帯にぶら下げて持ち歩くようになった。さらには腰元のお洒落を演出するため、手の込んだ意匠のものや高価な素材を用いたものも作られるようになり、こうした「提げ物」は男女を問わず、重要な装身具としての機能をはたすようになっていった。
今展では、江戸後期から昭和初期にいたるまでの名工達が手掛けた粋な喫煙具をご観覧いただきたい。
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スケジュール
2014年08月23日 10:00 ~ 2014年11月16日 17:00