「よそおいの細密工芸」 展

清水三年坂美術館

poster for 「よそおいの細密工芸」 展

このイベントは終了しました。

江戸から明治にかけての時代は、金工、漆芸、彫刻などの手工芸の分野において、技法的にも芸術的にも頂点に達していた時代と言えます。江戸の太平の世の中で、身を飾り装うことを楽しむ人々が増えると、実用を兼ねた刀の拵や印籠、髪飾りなどの装身具の意匠は、高度な技を駆使して美的に洗練されていきました。明治になると、懐中時計や帯留、指輪といった新しい装身具の需要が生まれ、優れた人材がこの市場に活路を求めました。そこには、江戸時代までに培われた一流の技術や感性が遺憾なく発揮され、花鳥風月や遊び心が表現された魅力的な作品が数多く生み出されました。今展では、刀装具や印籠、髪飾り、帯留、カフス、指輪など、江戸から明治にかけて作られた装身具を展示しています。

メディア

スケジュール

2015年11月21日 10:00 ~ 2016年02月14日 17:00

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Kansai Art Beat (2004 - 2024) - About - Contact - Privacy - Terms of Use