「 鏡に込められたおもい - 日本人の信仰と吉祥 - 」展

黒川古文化研究所

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平安時代から江戸時代の鏡の背面には、日本的な情景や草鳥などの様々な文様が、生き生きとした表現によってあらわされています。特に松喰鶴文や菊花文、蓬莱図や住吉図には夫婦和合や長寿といった吉祥に対する願いが込められ、時代ごとの信仰や美意識を探るうえで重要な資料といえるでしょう。そこで館蔵の優品に加え、京都国立博物館、和泉市久保惣記念美術館、大和文華館からも借用を行い、日本の鏡を体系的に紹介するとともに、当時の人々が込めた想いにせまる展覧会といたします。展示にともない、蛍光X線分析による金属組成調査など最新の研究成果もあわせて掲示し、これまでとは違った視点でご覧いただきたいと思います。

[関連イベント]
公開研究会 - 実物とデジタル画像による文化財考察 -「和鏡にみる技と心」
日時: 11月2日(土)13:30より
講師: 川見 典久、杉本 欣久(当研究所研究員)

鑑賞講座「中世鏡の文様表現とやまと絵」
日時: 10月26日(土)13:30 - 14:30
講師: 杉本 欣久
 
鑑賞講座「鏡の文様にみる唐と宋」
日時: 11月9日(土)13:30 - 14:30
講師: 竹浪 遠
 
鑑賞講座「和鏡の製作・伝世における地域性」
講師: 11月16日(土)13:30 - 14:30
講師: 川見 典久
当研究員が美術作品の鑑賞手引きとなる講座をプロジェクターを用いて行います。

※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

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スケジュール

2013年10月19日 10:00 ~ 2013年11月17日 16:00

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