「再発見!ニッポンの立体」展

三重県立美術館

poster for 「再発見!ニッポンの立体」展
保井智貴《light》 2014年 作家蔵 撮影:サトウノブタカ

このイベントは終了しました。

日本には古くから仏像、神像、人形、置物、建築の彫物など、生活や信仰に結び付いた豊かな立体表現があります。ところが明治時代に入り西洋の彫刻が伝えられて以降、彫刻とそうでないものとに分けられたために日本古来の立体造形の多くは正統的な美術(ファイン・アート)として位置づけられませんでした。それでも、江戸時代以前の造形感覚が忘れられることはなく、精巧な技術を駆使して本物そっくりに似せることを目指したもの、それとは正反対の誇張や変形、単純化、戯画化などを加えたもの、小さなものや自然に寄せる日本人の感性に根ざしたもの等がつくられ、鑑賞され続けてきました。こうした流れは、現代のフィギュアやマスコットなどにも受け継がれているといえます。
本展では、ジャンルを超えた多彩な立体表現約150点により、日本における立体表現が近代という時代の波を乗り越え、現在までどのように展開してきたのかを探ります。

[関連イベント]
美術セミナー
日時:1月28日(土) 「再発見!ニッポンの立体」展にちなんで
午前10時-午前11時30分
講師:毛利伊知郎(三重県立美術館顧問)
会場:亀山市文化会館 2階 会議室(亀山市東御幸町63)
主催:三重県立美術館友の会、三重県立美術館、亀山市
※事前申込不要、参加費無料 ※詳細は関連ホームページをご確認ください。

アーティスト・トーク
日時:2月11日(土) 保井智貴
   2月25日(土) 棚田康司
   3月18日(土) 中谷ミチコ
いずれも午後3時から(40分程度を予定)
※参加には企画展観覧券が必要です。詳細は関連ホームページをご確認ください。

ギャラリートーク
担当学芸員が展示室内で展覧会や作品についてわかりやすくお話しします。
日時:1月29日(日)、2月12日(日)、3月12日(日)、3月26日(日)
いずれも午後2時から(1時間程度)
※参加には企画展観覧券が必要です。詳細は関連ホームページをご確認ください。

メディア

スケジュール

2017年01月24日 9:30 ~ 2017年04月09日 17:00
3月20日(月・祝)開館、3月21日(火)休館

アーティスト

保井智貴野口哲哉円空

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Kansai Art Beat (2004 - 2024) - About - Contact - Privacy - Terms of Use