関西ギャラリー探索|建物と人:特別編 後半

七条大宮、苦楽園、信楽のおすすめスポット

In 特集記事 by Mitsuhiro Sakakibara 2015-03-25

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関西圏のギャラリーを「どんな空間か」に焦点を当てて見ていく「関西ギャラリー探索|建物と人」特別編、これまでの振り返りの後半です。連載記事の中では個々のギャラリー空間の紹介に集中するあまり、届けられなかった「一緒にここ行くといいですよ」という情報もお伝えしています。

前半は「関西ギャラリー探索|建物と人:特別編 前半ー篠山、此花、南船場のおすすめスポット」

京都、七条大宮「trace」と一緒にここ行くといいですよ
「色がついてなくて、「京都らしさ」がないところが魅力」

京都水族館の対面にある元倉庫のギャラリーtrace。作家でありオーナーである山口和也さんの配慮が行き届いた、慎ましい内部空間を紹介しました。

京都駅から西の方に徒歩で行ける距離にあるギャラリーですが、家族連れで賑わう京都水族館が位置する梅小路公園を超えて七条通りを西に行くと、中央卸売市場があります。注目は、中央卸売市場の近所に最近オープンしたシェアアトリエビルREDIY。「工房・シェアハウス・オフィス・カフェ・ショップを併設し、京都の場づくり集団の基地」として、これからこのエリアの起点になるだろうスペースです。

◯その他のおすすめ
また、七条新千本の西北角にあるととやという名前の魚問屋では食事も採れるので、お昼ご飯におすすめ。なお、この辺りは「梅小路新駅」という新たなJR駅の開設が検討されているところに当たります。

・REDIY:http://mayshare.chu.jp/REDIY/
・京都水族館:http://www.kyoto-aquarium.com/
・ととや:http://totoya-maguro.com/

兵庫、苦楽園「galerie6c」と一緒にここ行くといいですよ
「誰にも頼まれてないんですが、勝手な使命感にもえてしまった」

阪急苦楽園口駅西口近くに立つマンションの一室、元花屋さんだった空間を使ったギャラリーgalerie6c。オーナー多喜淳さんの強い思いとともにその活用の仕方を紹介しました。

兵庫県の西宮に位置する阪急夙川駅から乗り換え、苦楽園口駅西口を出ると目の前に見えるビルの3階にあるギャラリー。駅の東側には、多喜さんが移住の理由として話してくださった、川沿いの桜が見えてきます。界隈にアートスペースが多くあるエリアではありませんが、近くにウラン堂というカフェギャラリーがあるので、訪れる際はぜひご一緒にどうぞ。

◯その他のおすすめ
少し足を伸ばして、阪急芦屋川駅北口を降り、通りを歩いて行くと、プレハブのような小屋が2つ並んでいるところが見えてきます。手間の小屋の2階にはヨハクというギャラリー&ショップがあります。2つの小屋には飲食店など小さなお店がひしめいており、さながら街のようになっていて魅力的です。

・ウラン堂:http://www.uran-dou.com/
・ヨハク:http://www.yohaku711.com/

滋賀、信楽市「文五郎倉庫」と一緒にここ行くといいですよ
「こんな建物、信楽では他にまったくない」

信楽高原鐵道信楽駅から西へ徒歩10分ほどの距離にある文五郎倉庫。オーナーであり文五郎窯代表の奥田文悟さん奥田章から、建築家と共にどのような改修を行ったかをうかがいました。

文五郎倉庫の近くを歩くと、新しいギャラリーやお店に出会えます。信楽駅などで「窯元散策路」のマップを入手してぜひ街を歩いてみてください。電車ではなく車で行く場合は、15分くらい北西にあるMIHO MUSEUMも一緒にどうぞ。6月7日までバーネットニューマン展が開催中。ルーブル美術館のピラミッドも手がけたI・M・ペイによる美術館そのものも見応えありますが、エントランスから館までをつなぐトンネルの細部デザインや、橋の構造もお見逃しなく。

◯その他のおすすめ
車でお越しの際はちょっと足を伸ばして、滋賀県甲賀にある元農学校を改修した、gallery-mamma mia+patisserie MiAにも訪れてみてください。美味しいケーキとコーヒーもいただけます。

・MIHO MUSEUM:http://www.miho.or.jp/
・ギャラリーyamahon:http://www.gallery-yamahon.com/
・manma mia+patisserie MiA:http://mammamia-project.jp/

関西ギャラリー探索|建物と人

1】京都、北白川「Black bird, White bird」(閉廊中)
「協力してやれば20点のときもあれば、200点のときもある」
2】兵庫、篠山市「colissimo」「rizm」
「遠方からでも来た甲斐があったな、と思ってもらいたい」
3】大阪、此花区「the three konohana」
「ホワイトキューブと和室、対照的な双方の展示室を使ってもらうことを展示の前提にしています」
4】大阪、南船場「Gallery&Space SIO」
「ホワイトキューブじゃないと現代美術の可能性を見せられないと思い込んでいた」
5】京都、七条大宮「trace」
「色がついてなくて、「京都らしさ」がないところが魅力」
6】兵庫、苦楽園「galerie6c」
「誰にも頼まれてないんですが、勝手な使命感にもえてしまった」
7】滋賀、信楽市「文五郎倉庫」
「こんな建物、信楽では他にまったくない」

Mitsuhiro Sakakibara

Mitsuhiro Sakakibara . 建築や都市のリソースを利用して暮らし働く人の声を集め、彼らへのサポートを行う。個人として取材執筆、翻訳、改修協力、ネットカフェレポート等を実施。また、多くの人が日常的に都市や建築へ関わる経路を増やすことをねらいとし、建築リサーチ組織「RAD(http://radlab.info/)」を2008年に共同で開始。建築展覧会、町家改修その他ワークショップの管運営、地域移動型短期滞在リサーチプロジェクト、地域の知を蓄積するためのデータベースづくりなど、「建てること」を超えた建築的知識の活用を行う。 ≫ 他の記事

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